環境

 嘉美心酒造には、昭和45年に建てられた「秘宝閣」と、平成5年に完成した「渚の蔵」の二つの蔵があります。
「秘宝閣」は、冬は酒の仕込み蔵として、夏は全館冷房の貯蔵蔵として機能しており、また「渚の蔵」では主に酒の原料処理(洗米・蒸し・放冷・製麹)が行われています。
嘉美心の時代を先取りした徹底した温度管理は、昭和45年の導入当時、画期的ながらも時に同業者からの嘲笑を呼んだようです。
しかし、温暖な瀬戸内の気候では、真冬は摂氏4度の蔵内で「寒造り」を行い、真夏でも15度を越えることなく貯蔵管理することは重要な意味を持ちます。
平成25年には、冷房設備を一新し、貯蔵環境をより整えました。
また、低温で管理できる「びん貯蔵場」を新設し、より良い熟成に向けた新たな取り組みを開始しました。
こうして出荷されるまでの間、酒は生き生きと優雅に眠り続ける訳です。これが、嘉美心の酒が安定した品質を維持している秘密かもしれません。


大浦神社               嘉美心全景               三ツ山夕景            嘉美心 渚の蔵 

歴史

 嘉美心酒造は初代・藤井長十郎により創業されました。
二代目松三郎は酒造りに情熱を傾け、また信仰心に厚く酒の神様である京都の松尾神社から寄島町内の大浦神社に分社を招致したほどでした。
酒銘『嘉美心』は、彼の「身も心も清らかにして御酒を醸したい」との願いから「神心」(かみこころ)と同じ音を持つ言葉を選んだものと伝えられています。
以来、嘉美心酒造は戦後に急速に普及した「三倍増醸法」による甘口酒(いわゆる「三増酒」)の路線とは一線を画し、「米旨口」を追求する信念を曲げることはありませんでした。
その「品質を売る蔵」としての一貫した姿勢は現在も脈々と受け継がれています。

造り

 嘉美心酒造は初代・藤井長十郎により創業されました。
二代目松三郎は酒造りに情熱を傾け、また信仰心に厚く酒の神様である京都の松尾神社から寄島町内の大浦神社に分社を招致したほどでした。
酒銘『嘉美心』は、彼の「身も心も清らかにして御酒を醸したい」との願いから「神心」(かみこころ)と同じ音を持つ言葉を選んだものと伝えられています。
以来、嘉美心酒造は戦後に急速に普及した「三倍増醸法」による甘口酒(いわゆる「三増酒」)の路線とは一線を画し、「米旨口」を追求する信念を曲げることはありませんでした。
その「品質を売る蔵」としての一貫した姿勢は現在も脈々と受け継がれています。

斗ビン取り         袋しぼり           モロミ           蒸し米             洗米

嘉美心の誓い

 嘉美心は次の「誓い」をたてています。 「私たちはお酒を作ることではメーカーですが、生きる上では消費者です。 だから家族の口に入れさせたくないものは作りません」がその誓いです。 私たちはお酒を作るが、味噌・醤油も買う。自分たちは消費者である。 作る私たちもまた消費者である、という当たり前の「原点」に立ち返ることをお互い確認しあっています。